設立趣旨
生ごみリサイクルの市民運動として、仙台市ではかなり以前から土にうめる屋外型コンポスターと、ぼかしと屋内式容器(密閉バケツ)による生ごみ処理が市民の間で行われていましたが、さまざまな理由からあまり普及しませんでした。
このような背景のもとで、平成10年に仙台市高砂市民センターで、生ごみ処理の方法について、密閉バケツの使い方や、生ごみが自然にかえる仕組みについて、講演や実演をしたところ、高砂地区のみならず、他の地区の実践的リーダーも参加しており、それをきっかけに仙台でも生ごみネットワークを作ろうと有志で結成して現在に至ります。
活動内容
仙台市環境局家庭ごみ減量課より委託事業
- 生ごみリサイクル実践講座 講師
- 町内会・サークルへの出前講座 (段ボールで堆肥化・コンポスターの正しい使い方などの講師)
- エコフェスタ (日程:毎年9月第一日曜日 会場:勾当台公園市民広場)
その他の活動
- 定例会
- 落ち葉堆肥化実践(年2回程度)・堆肥化実験
- 生ごみ堆肥化勉強会
- 会員同士の情報交換
- 各種視察
当会では顧問の東北大農学部名誉教授、山内文男先生に、生ごみを分解する微生物や、重要なミネラルなどについて教えていただいたり、疑問に思ったことを話しあって勉強してます。
詳しくは以下をご覧ください。
仙台生ごみネット会長紹介
佐藤 わか子 会長
前・仙台市議会議員
1953年3月15日に青葉区大倉(定義さんの近く)に生まれる
大倉小、大倉中、宮城県第二女子高等学校卒業
民間会社、2か所で13年間勤務
1999年5月~2023年6月 仙台市議会議員(連続6期当選)
仙台生ごみリサイクルネットワーク立ち上げ当初から所属
仙台市議会議員として、健康福祉常任委員、次世代育成調査特別委員会に所属
環境審議委員、都市計画審議委員と務める
団体顧問 東北大学名誉教授紹介
山内 文男 顧問
東北大学名誉教授
東北大学農学教授を12年程度務めた後、東北大学名誉教授となり山内文男研究所を創設。
食品化学 バイオサイエンス関連の社会的活動に幅広く携わる。
[ 著書 ]
・「生ごみは宝だ」(山内文男、中島常允監修)(1999)
・「大豆の科学」 (シリーズ「食品の科学」(山内 文男・大久保 一良)(1992)
・「バイオテクノロジー実験マニュアル」(山内文男 ほか共編) (1987)
その他、多数著作・著書と総説あり。詳しくは以下をご覧ください。
団体概要
団体名 | 仙台生ごみリサイクルネットワーク (通称:生ごみネット) |
会長 | 佐藤わか子(前・仙台市議会議員) |
顧問 | 山内 文男(東北大学・名誉教授) |
事務局長 | 徳田 実(徳田工務店) |
会員数 | 約40名 ※2019年4月現在 |
設立日 | 平成11年4月 |
活動拠点 | みやぎNPOプラザ 〒983-0851仙台市宮城野区榴ヶ岡5 レターケースNo.13 |
TEL | 022-245-6165 ※徳田工務店 徳田 実宛にお電話ください |
FAX | 022-244-2058 ※徳田工務店 徳田 実宛にFAXください |
沿革
沿革は以下ページをご覧ください。
受賞歴・感謝状・メディア掲載実績他
平成16年11月 | 仙台市長賞(感謝状) |
平成18年10月 | 環境大臣賞(表彰状) |
平成25年 | 仙台市長賞(表彰状) |
イメージキャラクター“めばえ丸”のご紹介
「ゆめ賀 めばえ丸」は、2010年2月27日、仙台生ごみリサイクルネットワーク
設立10周年記念フォーラムの日に生まれました。
生まれたばかりの頃から高熱が続き、それが原因で右目を失明しましたが、親の愛情と、周りの人たちのサポートと、持ち前の明るさと負けん気の強さで、誰からも愛される魅力的な男の子に成長しました。
そんなめばえ丸の好きな食べ物は、新鮮な野菜。特に宮城県の特産物が大好物です。
尊敬する人物は、「伊達 政宗公」。最近、自分の頭に芽が生えて、その形が政宗公の兜のようなのが、たいへんなお気に入りです。
めばえ丸の夢は、いつかきっと、政宗公のような天下一の人物となること。
リデュース・リユース・リサイクルの精神で、「仙台発の循環型社会」という、誰もが楽しく豊かに暮らすことのできる理想郷の実現をめざし、今日も大地を耕しています。
**ご注意**
めばえ丸は微生物です。肉眼では見ることはできません。
ですが、天気の良い日に大きな虫眼鏡を持って、畑や花壇のまわりをつぶさに見てみてください。ミミズの大将に乗って大地を駆けめぐる“めばえ丸”に、いつかきっと出会えるかもしれません。
大須賀 作