FAQ

屋外型たい肥化容器(コンポスター)でのたい肥づくりFAQ

ふたをしたままではだめなの?

ふたをしめたままにしておくのがコンポスターです。しかし、空気が十分供給されず、分解の過程で生じた水分が過剰になるため生ごみが腐敗し、悪臭がするようになります。天気のいい日はふたを開けたり、生ごみを投入する時は中をまぜてあげて空気を入れてください。

臭がしたり、虫が発生したりしたらどうするの?

水分過剰が主な原因なので、乾いた土や乾かした雑草、落ち葉を多めに入れてやると改善します。ウジムシには石灰を投入すると効果があります。乾いた土や米ぬかを入れてよくかき混ぜると臭いや虫が出にくいです。

混ぜるのは土だけでいいの?

土だけでも十分ですが、米ぬかやぼかし(生ごみの分解を促進する微生物を多く含んだ分解促進剤)などを入れると分解が早いようです。冬場は気温が低いためほとんど変化しないのですが、こうしたものを入れると少し分解が進みます。

魚のアラなどは入れられるの?

煮たり、焼いたりと火を通してから入れると、嫌な臭いがしたり虫がわいたりしません。

屋内型たい肥化容器(密閉型)でのたい肥・液肥づくりFAQ

液肥はどうするの?

たくさんの有用微生物と生ごみの栄養分が含まれた肥料なので、500〜1,000倍に薄めて鉢植えや庭木にやってください。また、原液で浄化槽や水洗トイレのパイプ掃除に使用しても有効です。

臭いがひどいときはどうするの?

水分過剰が主な原因です。生ごみを入れるときは、ぎゅっとひとしぼりしてから入れてください。液肥もこまめに抜かないと悪臭の原因になります。

屋内型容器でできたものはこのままたい肥として使えるの?

生ごみを保存しただけで「生ごみぼかし和え」と呼んでいます。これを二次処理します。畑のうねに穴をほって埋めたり、コンポスターに入れたり、木枠に入れたりしてください。二次処理で充分分解させてから追肥として使ったり、種や苗を植える土作りに利用できます。

ダンボール箱でのたい肥づくりFAQ

何でも入れられるの?

腐った生ごみ、大きな骨や貝殻などは入れないでください。また魚のアラなども避けたほうがいいです。悪臭の原因になります。

旅行などで留守にするときはどうすればいいの?

よくかき混ぜたあと風通しのよい雨の当たらない場所に置くと、数日はそのままでも大丈夫です。長期間になるときは、作るのを止めて土にもどした方が安心です。

温度が下がったらどうすればいいの?

微生物は生きているので、生ごみの種類や水分などの状態によって温度は上下します。よくかき混ぜても温度が上がらないようなときは米ぬかを一握り程度足して様子をみてください。温度があがらなくてもあまり気にしないほうがいいですし、生ごみ(微生物のえさ)が入ってはじめて分解熱がでます。

気温が低い冬場はどうすればいいの?

この方法は15℃以上の温度が必要です。冬場はお休みしていいです。

どのくらいの期間生ごみを入れられるの?

2〜3カ月程度使用できます。米ぬかを加えても分解が進まない、基材(腐葉土や米ぬかなど)が減って、全体にかたまりができた、などの状態が見られたら終了します。その後は二次処理をします。

材料はどこで売っているの?

ワークつるがや(外部サイトへリンク)で販売(1セット800円)しております。
自分ではじめたい方は、自動精米機のあるところでヌカを探してください。腐葉土とくん炭はホームセンターなどで手に入ります。

たい肥の熟成(二次処理)FAQ

発砲スチロールで二次処理できますか?

できます。詳しくは以下をご覧ください。

どのくらいすればたい肥として使えますか?

生ごみの処理方法や季節によっても違いますが、生ごみの形が無くなり、かびくさい臭いがするようになったら大丈夫です。最低でも1カ月は置くと安心です。

できた堆肥をすぐに使わない時はどうするの?

日陰に薄く広げ乾燥させた後、ビニールの袋に詰め、空気が入るようかるく口を開けて置いてください。

電気式生ごみ処理機(分解型)FAQ

投入した生ごみから悪臭がでる場合の解決方法は?

生ごみの分解には水分60%前後が最適ですが、普通の生ごみの水分は、80%以上あるので、よく水分を切ってから投入することが大切です。また、処理機の能力以上の生ごみを投入すると、臭いの発生原因となるので注意が必要です

投入してはいけないものとは、どんなものですか?

撹拌の故障につながるので、長ネキやバナナ、フキの皮等は攪拌棒にからまって動かなくなります。短く切って投入するなど注意が必要です。肉類や生魚類はタンパク質が多いため腐敗の原因になります。投入する際は加熱してなるべく細かくしてから投入してください。

基材はどのくらい持つものですか?

メーカーによりますが、買ったときについてきた基材で、うまく管理すれば2~6ヶ月くらい入れ続けることができます。また、最近の機種は基材を入れ替える必要のないものもあります。

 電気料は月間どの位?

150Wの機械で、月間1000円位、450Wの機械はその3倍 ※変動いたします。