環境関係功労者表彰式で仙台生ごみネットが市長賞

仙台市市長賞
平成25年11月18日に仙台市役所ホールで表彰式が行われた。衛生関係では17団体、環境関係では22団体が表彰された。生ごみネットは平成16年に市長から感謝状をいただいておりますが、今回は市長から表彰状をいただいた。仙台生ごみネットの会長の私が、環境関係の団体を代表して挨拶を求められたので次のように挨拶をした。
「環境関係で仙台市は、かつて自動車の脱スパイク問題で全国的に有名な環境遠先進都市でした。かつて自動車のスパイクタイヤによって、道路の表面が削られて、その砂ホコリによって仙台砂漠といわれるように、市民がホコリで難儀しました。これを三大紙はいち早く脱スパイクを実行し全国の先駆けとなりました。
私達の団体は今仙台の生ごみ問題に取り組んでおります。すなわち家庭で排出するゴミの種類で、もっとも多いのが生ごみで次いで紙類です。しかし、生ごみは夏など腐敗しやすく、くさい、きたない、きらわれるの3Kです。しかし、生ごみも堆肥にしますと、作物をおいしく、かつ病虫害に強くなり、逆に宝となります。
私達は、仙台市の委託を受けて、市民に対する生ごみのたい肥化講習会を平成13年から行っております。幸い仙台市の協力を得て私達が活動しやすいようご援助を有り難く思っております。
インターネットのキーワード検索による「生ごみリサイクル」では、全国でかつて札幌市が自治体で1位でしたが今では仙台市が1位になりました。仙台市の生ごみリサイクルの各種の方法などが詳しく紹介され多くの人がクリックしたので1位になったものと思われます。
生ごみ堆肥を作り、それで野菜を作り、そして廃棄された生ごみをまた堆肥にする。この循環は今では部分的ですが、将来より大きな堆肥化プラントが建設され環境に優しい有機農業が普及することを願っております。このような発展を夢見つつこれからも頑張るつもりです。
仙台市のご援助により、これからもより進んだ循環型社会が発展することを祈っております
平成25年11月18日   仙台生ごみリサイクルネットワーク     会長 山内 文男