べランダで 生ごみのリサイクル!
堆肥作りの主役は好気性微生物です。この微生物はたっぷりの酸素と適度な湿り気がないと
活動できません。さらに温かいところでないと元気に活動できません。気温が15℃以下にな
ると好気性微生物は活動を停止してしまうのです。そのため冬場の堆肥化には寒さを防ぐ工夫
が必要となって来ます。これから暖かくなるので生ごみ堆肥作りをはじめるチャンスです。
◎植木鉢で堆肥化
《用意するもの》
1 、大きめのプランター(中に乾いた土) 2、 菊鉢 3、 ヌカ 4 、 スコップ
《使い方》
•1. 大きめのプランター(野菜用)に乾いた土を貯めておきます。
•2. プランターに菊鉢を入れ、その菊鉢の底にネットを敷き、乾いた土を入れます。
•3. 生ごみとヌカをよく混ぜ菊鉢に入れたら、プランターの中の土をかけます。
•4. 3.を繰り返し菊鉢がいっぱいになったら、別の菊鉢で2.~3.を繰り返します。
《チョットの工夫》
• シンクの中の生ごみ入れを洗い場の外に置く。
• 「新聞紙とかご」で生ごみの水気を少しでも取る。
• (水分が多い時は外で風乾)
• ペットボトルに生ごみとヌカを入れ、台所で保存。
• 2,3本たまったら天気のいい日に菊鉢に入れる。
• 土とまぜて生ごみ分解をみまもる。
《利用法》
いっぱいになった鉢は2ヶ月間位そのまま置きます。すると、鉢の中の生ごみは殆ど分解されています。
時々スコップでかき混ぜ、日に当て乾燥させると、生ごみを堆肥化する土として再利用出来ます。
堆肥が必要な場合は、発砲スチロールに入れ保存します。
臭いもでず、マンション・アパートにお住まいの方に実践してほしい方法です。なにしろ古くなったプランターの土が再生するので、生ごみネット会員もこれを広めていこうとはりきっています!