「野菜が壊れる」新留勝行著
という本の中に堆肥の発酵温度を45度cまでにするように工夫するといい堆肥ができると書いてありました。切り返しを何度もしてその温度を保ち、完全に発酵させると、アンモニア臭が消え、さらさらの堆肥になるということです。
現在一般に流通している堆肥は好気性微生物の働きで温度が70度にもなるます。すると植物に有益な窒素分がガス化して抜けてしまい、見た目はさらさらでも肥料効果の薄い堆肥になるということです。
腐葉土で生ごみ堆肥を作る場合も温度はあがります。
堆肥は低温では腐るので高温発酵させるのがよいと言われていますが、作物はうまく育たず、病害虫にも弱くなると筆者は言っています。
EM農法も生ごみぼかし和えを土ごと発酵するように本に書いてあり、堆肥作りをしている私たちは気になりますがゆっくり勉強していきたいと思っています。